デフリンピックの概要
第1回夏季大会は1924年にフランスで開催されて以降、2017年夏季大会では参加選手数2855名、86カ国/地域が参加するなど過去最高を記録。世界的にも注目度が高まってきています。
▼夏季大会
▼参加国
▼競技種目(ブルーは冬季)
【参考】一般財団法人全日本ろうあ連盟 スポーツ委員会発行
「デフリンピック紹介パンフレット(2018年発行)」より抜粋
デフリンピックの認知度・課題
2014年に日本財団パラリンピック研究会が行った調査結果では国内でのデフリンピック認知度は11.2%。パラリンピックの認知度に比べると、まだまだ低いのが現状です。
一方で近年、デフのアジア大会が開催された韓国や夏季のデフリンピックが開催されたアメリカは認知度が高まっています。
日本も国際大会の開催や、デフリンピックが招致活動を通じて認知度を高めることが急務です。
調査実施国 | パラリンピック | スペシャルオリンピックス | デフリンピック |
日本 | 98.2% | 19.8% | 11.2% |
ドイツ | 96.8% | 45.7% | 14.7% |
アメリカ | 71.1% | 94.0% | 25.5% |
韓国 | 74.7% | 50.9% | 59.4% |
フランス | 96.8% | 31.1% | 10.2% |
オーストラリア | 93.9% | 77.0% | 30.1% |
※n=日本:1560,ドイツ:530,アメリカ:530,韓国:530,フランス:530,オーストラリア:525
※認知度=「内容を知っている(詳細認知)」+「見たり聞いたりしたことがある(名称認知)」
(出典)日本財団パラリンピック研究会「国内外一般社会でのパラリンピックに関する認知と関心」報告書